ここではSMASについてのお話をしたいと思います。
SMASとは
Superfical(浅い)
Muscular(筋の)
Aponeurosis(腱膜)
System(系)
の頭文字をとってSMASです
SMAS構造の定義
Gray’s Anatomy(解剖の教科書)にはこう書かれています。
SMASは、顔面筋と真皮をつなぐ顔面の連続的かつ組織化された線維性ネットワークで、コラーゲン、弾性線維、筋線維、脂肪細胞の3次元構造からなる。
Gray、13 Hollinshead、14 Skoog、15 Mitz、16およびWassefによるSMASの定義
表情筋と筋膜の論文
2022年9月に高見寿子の表情筋と筋膜の論文がパブリッシュされました。こちらも合わせてご参照下さい。
顔面にある、表情筋の4層構造、Fasciaの3層構造を肉眼解剖学的に研究した論文で、SMASは表層の表情筋と表層のFascia(脂肪細胞を含む)の一部であることを肉眼解剖学で証明しています。
もっと知りたい方は
SMASは加齢変化で起こる皺の原因の一つであることも最近の論文ではわかっています。これらの詳しい説明などを企業講演やプライベートレッスンなどで、簡単な一般向けの講演、医師、歯科医師などへの医療従事者向け講座、エステティシャンなどの美容に特化した講座も受けております。